この記事では、意識の構造、ブロック解除と潜在意識の関係、他人のブロックが外せる理由、シンクロニシティや引き寄せが起こるしくみについて、解説します。 顕在意識と潜在意識人間の意識には、人が意識できる「顕在意識」の領域と意識できない「潜在意識」の領域があります。よく氷山の絵でたとえられますね。 顕在意識は、自覚できる領域で、顕在意識で捉えたものは言語化することができます。 一方、潜在意識は、自覚することはできず、言語化もできません。この領域には、生まれてからの体験により色付けされた記憶が「思い込み」のようなかたちで封印されており、それが感情や行動に影響を及ぼします。 これは、19世紀に、深層心理学の創始者のひとり、オーストリアの心理学者で精神科医のフロイトにより発見されたものですが、「ブロック解除」はこの潜在意識に関する深層心理学がベースにあります。 ブロック解除と潜在意識「ブロック解除」は、潜在意識に潜み、感情や行動にネガティブな影響を与える因子(マインドブロック)を外していく手法です。 ネガティブな感情や行動のもとは、潜在意識にあります。 先述しましたが、潜在意識は言語化できません。そこで、潜在意識にあるそれらのマインドブロックをイメージ情報などで捉え、手放していくのがブロック解除です。 他人のブロックが解除できるのはフロイトと同時代に活躍したスイスの精神科医・心理学者のユングは、無意識に「個人的無意識」(ここでは潜在意識とします)と「集合的無意識」があることを発見します。
シンクロニシティや引き寄せが多発するのはブロック解除によって、個人の潜在意識のブロックが消えていき、顕在意識や潜在意識の領域がクリアになってくると、集合的無意識や他人の潜在意識にもつながりやすくなります。これにより、シンクロニシティや引き寄せが多く起こるようになるのです。 |
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